満開の桜の樹の下でお花見を楽しんでいたら、ヒラヒラと桜の花びらが舞い散り
飲み物にヒラリと落ちた。
風流ですよね、なんか良い事が起こりそうな予感・・・なんてね。
以前、桜には毒があると耳にした事があります、そんな毒疑惑の舞い落ちた桜の花びらですが
そのまま飲み物と一緒に飲んでしまっても問題無いのでしょうか、気になるので調べてみました。

桜の花びらは食べても大丈夫なの?

私は毒の事が気になって桜の花びらが飲み物に落ちる度に取り除いたわ。

僕は気にせずラッキーと思って桜の花びらと一緒に飲んでいたけどダメだったかな。

結論から言うと桜の花びらは食べちゃっても全く問題無いんだよ。
それどころか桜の花の成分には、美肌効果やアンチエイジング効果が有って美容食品や化粧品に
使われているんだよ。
そして桜の花は桜茶(桜湯)としてお祝いの席に出される縁起物の飲み物として古くから珍重
されているんだよ。

花見で飲み物に桜の花びらが1~2枚落ちて一緒に飲んでも、美肌効果やアンチエイジング効果
で若々しくなることは無いけれども、風流だと思い安心して花見を楽しんでね。

桜に毒が有るというのは嘘なの?
桜の花びらには毒は無いんだけど、桜の葉にはクマリンと言う天然の毒が微量に含まれていいるんだよ
だから桜には毒があるというのは嘘ではないんだ、そして桜餅にも使われているように
少量食べるのは問題は無いんだよ。
桜の葉に含まれるクマリンは肝毒性の毒なんだ、少量なら問題ないクマリンも桜の葉を大量に食べたり
長い期間食べ続けると肝機能障害を起こす危険があるので注意してね。
しかしクマリンには毒という側面の他に有用な薬や香料という側面も有るんだよ。
へ~なんか毒だけじゃないクマリンに興味が湧いてきた。
桜の葉に含まれるクマリンの有用性って何なの?
それじゃクマリンの有用性を教えちゃうね。
香料としてのクマリン
桜餅に使われる様にシナモンやバニラに似た香りが有るんだ、生の桜の葉にはクマリンは 生成されていないので匂いはないけど、塩漬けにより化学反応を起こしてクマリンが 生成されて独特な香りを放つ様になるんだよ。 |
薬としてのクマリン
① 血液サラサラ作用で血栓防止して脳梗塞や心筋梗塞の予防 |
② 血流改善で女性の敵むくみを改善 |
③ ダイエットの大敵セルライトの解消効果 |
④ 抗酸化作用で活性酸素を除去して老化防止 |
工業用薬品としてのクマリン
紫外線での蛍光反応を利用した不正軽油の検出や摘発 |
こんな感じでクマリンの毒性は有用性の方が高い事が分かるよね。
まとめ
桜の花びらは食べても問題ないんだにゃ
桜の花びらは美容と健康に良い成分が含まれているんだにゃ
桜に毒は有るんだにゃ
桜の毒は桜の葉に含まれるクマリンという成分なんだにゃ
桜の葉に含まれるクマリンは微量で大量に食べなければ問題ないんだにゃ
クマリンは肝毒性で大量か長期間摂取すると肝機能障害を起こす可能性があるんだにゃ
クマリンは毒としてだけではなく有用性が高く、香料、薬、工業用薬品として使われているんだにゃ
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